わらびや募集要綱
(2025年度の募集は終了しました。2026年度の募集は秋に行います。)
1 留学の趣旨「自らと周りを豊かにする」
①健康
無農薬の米・野菜を作り、魚や鶏卵などの島の恵みを頂き、健やかな身体を作る。
海や山、自然を五感で感じ、心身ともに清らかにたくましくなる。
②自立
自分のことは自分で行う。
自分を見つめ直し、自分を変えていく。
心からの願いを探し出し、実践する。
③響働
自分が幸せになるために、さらには周りを幸せにするために行動する。
人・自然・もの・出来事に対しても敬意と感謝の心を持って、豊かな未来を創造する。
2 募集概要
対象 | 趣旨に賛同し、子ども自身が留学を強く希望する子。
及び、趣旨や活動に協力して頂ける保護者。 今の自分を変化・成長させたいと思う子。 心身共に健康で、専門医療や通院の必要がない子。 仲間と協力し、自立し共同生活が送れる子。 特別な支援なしに学校生活が送れる子。 自然活動が好きで、農作業、鶏やヤギの世話、海の活動を積極的に行う子。 |
学年 | 新小5~中2
※新中3は継続生の特例のみ。兄弟や他学年はご相談下さい |
定員 | 3〜4名
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期間 | 2025年4月~2026年3月の1年間(継続あり) |
住居 | わらびや
(一軒家での共同生活) |
学校 | 渡嘉敷小中学校 |
費用 |
委託費103,000円/月(2026年度は変更になります)
(生活費、食費、活動費等。8月は不要) 入所金50.000円/年(継続生は半額) その他(PTA会費年6千円、保険料年1450円、個人経費等) ※給食費・医療費は無償 ※ 経済的に厳しい家庭はご相談下さい。わらびや奨学金制度があります。 |
選考 | オンライン説明会→体験申込書提出→個別相談→体験留学+面接(子ども、保護者)+作文→合否決定 |
募集期間 | オンライン説明会:個別でお受け可能
体験留学:1月中 (1泊2日または2泊3日) ※1月の体験が難しい方は、ご相談ください。定員に空きがある場合2月の体験も可能です。 合格発表:1月の下旬を予定 |
見学・面接 | 詳しくは「説明会&体験」をご確認ください。 |
3 2026年度の募集
2026年度のわらびやは、多様化する子どもたちの想い、保護者の想いにお応えするため、新しい受け入れ態勢を計画しています。島の学校にも通う1年間の「長期留学」、島暮らしやわらびやを体験したい「短期留学」。そして、親子留学や海外からの留学。色々なカタチの留学を目指して、渡嘉敷島でより広い場所を探しております。
そのため、2026年度の募集は秋以降となります。もうしばらくお待ちください。
現在は、母屋とはなれの二軒で留学生を受け入れます。母屋は短期留学生、はなれは1年間の長期留学生を受け入れています。
4 留学するまでの宿題
留学することが決まったら、ご家族のご協力の元、下記のことをご自宅で出来るよう願いしています。
・洗濯(洗濯機で洗う、干す、取り込む、たたむ、しまう)という一連の作業を自分でできるようにする
・掃除、片付け(共同部屋となるため、自分の身の回りの片付けや掃除)
・食事(週末は子供で食事当番を回しますので、何品か作れるようになること)
・勉強(宿題、テスト勉強などは自分ですること)
5 下記の方はご相談を
小さな離島での限られた医療・教育・生活環境であるため、下記に当てはまる方はどちらかと言うと長期留学には不向きです。それでもチャレンジしたい方はご相談下さい。
・専門医療や通院、発達障害等への支援・アレルギー対応食など、特別な対応を必要とする。(島には小さな診療所1カ所のみで専門的医療を受けることは難しいです)
・ゲーム、スマホがかかせない。都会生活や便利な生活を望んでいる。(島では物質的に不便な生活です)
・感覚過敏(音、光、臭いなどが気になるなど)HSP(人一倍敏感な人)。(集団生活なので、沢山の刺激があります)
・自然、虫や動物、農作業が苦手。(自然と共にある生活です)
・ハウスダストや動物アレルギーがある(庭で鶏を飼っているので、土埃は多い方です)
・非行歴がある(島人がびっくりしてしまいます)
・親がどうしても行かせたい(子ども自身の気持ちが第一です)
子ども本人が留学を強く望んで来る「自らと周りを豊かにする」ための集団生活かつ自然活動の場です。趣旨ををよくご理解下さりご応募下さい。
6 問い合わせ
渡嘉敷島留学 わらびや
代表:坂田竜二
住所:沖縄県島尻郡渡嘉敷村字渡嘉敷29
Tel&Fax:098-987-2668
E-mail:akisakatajapan@gmail.com
Blog:https://sakata.ti-da.net/
(子供たちの様子2019年度まで)
7 わらびやが目指すもの
風に頭を撫でられ、山に見守られ、海に身を包まれながら、自然の恵みを頂き、その自然の守り人となること。
集団生活の中で、周囲の人々と自らに敬意を、自然派生活の中で様々な出来事やものに慈しみの心を持って接すること。